It's just the beginning.  「はじめの一歩」

エムドゲイン® は、最初にヨーロッパで発売されて以来、20年にわたる実績があります。

20年以上にわたる歯周組織再生の実績

Straumann®エムドゲイン®は、喪失した歯周組織の再生を誘発することにより歯周炎患者を治療する効果的なソリューションであり、優れた治癒効果、低い手術合併症発生率および長期的臨床効果により(他の治療法と比較して)高い顧客満足を得られていることが20年以上にわたって証明されています。

数字で見る実績

  • 200万人以上の患者に対する治療実績1
  • Ÿ10年以上にわたり実証されている安定した治療成績2
  • Ÿ800以上の学術文献
  • Ÿ200以上の臨床文献
  • Ÿエムドゲイン起因の副作用報告無し

術直後
Prof. Carlos Nemcovsky(イスラエル)提供

20年後フォローアップ

Straumann®エムドゲイン®の20年

かつて、スウェーデンにて

エムドゲイン®が市場に初導入されてから20年、その開発者、すなわちProf. Hammarströmとそのチームが当時いかに前衛的であったかを十分に理解することは困難です。1980年代後半、歯周外科治療の最善の成果といえば、オープンフラップ・デブライトメントにより単に歯周病の進行を食い止めるのみでしたが、このスウェーデンの研究チームは独創的な考えを持っていました。彼らは、サルの歯周炎モデルにおいて、ブタ歯胚から取り出したタンパク質抽出物であるエナメルマトリックスデリバティブ(EMD)を使用することにより、完全な機能性を有する歯周組織を再形成できることを示しました3,4

成功への鍵:無細胞セメント質形成

このアプローチの成功は、EMD中のアメロジェニンによります。このタンパク質ファミリーは、機能性歯根膜および歯槽骨の再形成の重要な段階であり、通常の歯牙発生時に生じるプロセスである無細胞セメント質の形成を可能にします。一方、それまで行われてきた従来の方法は、機能性歯周組織を生じさせるのではなく歯と周囲骨の間に瘢痕様組織を生じさせる細胞性セメント質の発生をもたらすものでした4。この知見は歯周病学分野における真の革命であり、急速に(ヒトにおける)臨床試験および販売用エムドゲイン®の誕生へ進みました。エムドゲイン®は1995年にスウェーデンで初めて発売され、その後、米国(1996年)および日本(1998年)などの主な市場で発売されました。Straumann社は2003年に、歯の保存のための最善なソリューションを含む製品ポートフォリオを構築するため、エムドゲイン®の製造業者であるBiora社を買収しました。

20年経過後も他の追随を認めない

エムドゲイン®による治療が初めて患者に行われて以来20年以上が経過しましたが、現在も他にこの製品に匹敵する技術はありません。その間、歯周組織再生誘導法用の様々なバリアメンブレンが開発され、それらは広く受け入れられています。これらは歯周再生を可能にする空間の確保に基づく物理的原理に作用する一方、エムドゲイン®は歯周組織再生を生物学的に誘導する生物学的機序に基づいています。生理学的な観点から見て、メンブレンとGTRのコンセプトは有効です。しかし、これらは人工物であり、身体にとっては異物です。一方、エムドゲイン®は、赤ちゃんの時の歯の発生過程の研究から生まれた歯周病患者のためのブタ歯胚組織を使用した歯周組織再生用材料です。

エムドゲイン®と患者経験(治療の快適性と安全性)の向上

歯周病学において、患者治療の快適性と安全性の向上は優先事項となってきています。このことは、最近の低侵襲性手術のトレンドに反映されています。興味深いことに、メンブレンと対照的な、エムドゲイン®を使用する主な金銭的価値を付けられない利点の1つは、術後の患者のQOLの向上です。実に、エムドゲイン®による治療を受けた患者が報告する疼痛及び腫脹は著しく少ないことが示されています5。更に、アメロジェニンは人体に含まれることが知られており、非常に高い認容性があるため、エムドゲイン®による治療を受けた患者は合併症を発症する可能性が低くなっています6

アメロジェニン‐現在と未来

20歳を迎えたエムドゲイン®は、その組成、特性、作用機序および潜在性をより理解するために発表された840を超える査読文献(臨床試験200件以上)で考察されるという目覚ましい記録を有しています。その全適応における確かな長期データの背景には、50か国以上で救済された数百万本を超える歯が救われています。現在までのこれらの成果にもかかわらず、EMDの臨床使用の物語の最もエキサイティングな章は未だ書かれていないと考えています。Straumann社において、現在もこの活性成分の潜在性を完全に解明するための取組みを行っています。

エムドゲイン®を骨移植材と併用すると骨治癒および骨成熟が促進されることを示した近年の発見は、我々がスウェーデンの発明者の跡を継いでEMDを用いた更なる開発を行い、これをもう一度再生歯科学の最前線に押し出そうとするきっかけとなりました。Straumann社は、EMDの骨促進潜在力を利用し、非常に近い将来、GBR術に関連して現在のインプラント治療に革命をもたらすつもりです。

エムドゲイン® 20年年表

1) シリンジ販売数に基づく 2)McGuire MK, Scheyer ET, Nunn M. Evaluation of human recession defects treated with coronally advanced flaps and either enamel matrix derivative or connective tissue: comparison of clinical parameters at 10 years. J Periodontol. 2012 Nov;83(11):1353-62/2. Sculean A, et al. Ten-year results following treatment of intra-bony defects with enamel matrix proteins and guided tissue regeneration. J Clin Periodontol. 2008 Sep;35(9): 817-24